Reexamine
住宅ローンを見直したい方
住宅ローンの見直し
住宅ローンは、返済額が大きく、返済期間も長期にわたります。返済中の家計の状況に
よっては、返済額を増やしたり繰り上げ返済をしたりより有利に返済することができます。
返済が困難になってしまったら、返済額を減少させる対策が必要です。
金利の状況や、家計を常に把握し、住宅ローンを見直していきましょう。
金利が低下した場合には、低金利のローンに借り換えて毎月の返済額と総返済額を圧縮できます。
反対に、金利上昇の影響を少なくするためには、変動金利や短期固定型のローンから長期固定へ
のローンに借り換えが有効です。
また、定期預金や保険の満期資金などで、繰り上げ返済をすることで、利息を軽減し、
返済期間を短縮する効果を期待できます。
住宅ローンの借り換え
住宅ローンは、金利の動向、法律の見直しなどにより、変化します。支払者の状況も合わせて
検討し、現在のローンから、借り換えることで、より有利な返済にすることが住宅ローンの借り換えです。
借り換えには、金利の差、ローン残高、残りの返済期間から、どのローンに借り換えるのか
よく比較して決定することが大切です。
- パターン1 高金利から低金利への借り換え
メリットのあるケースは、金利の高い時に組んだ固定金利のローンを、低金利時に借り換える、
といった場合です。金利の差が大きければ、メリットも大きいといえます。 - パターン2 変動金利から固定金利への借り換え
金利の高い時に変動金利でローンを組んでいて、金利の上昇が予想された場合には、
長期の固定金利に借り換えることで金利上昇のリスクを抑える効果が期待できます。
住宅ローン借り換えの注意点
注意する点として、公的融資(フラット35など)への借り換えはできない、
民間の融資でも、ローンによっては借り換えができない場合もあります。
借り換えの際には、借り換えにかかる諸費用(契約書や委任状の印紙代、借り換えによる
抵当権の抹消と設定に必要な登記費用、ローン手数料、解約手数料など、一般に数十万円がめやす)
を考えた上で、金利の差、ローン残高、残りの返済期間から、借り換える商品を比較検討しましょう。
この際、地価下落によって物件の担保価値が下がった場合には、借り換えができない場合があります。
住宅ローンの繰り上げ返済
住宅ローンの返済の完了までに。返済を有利にする方法のひとつに、繰り上げ返済があります。
繰り上げ返済とは、まとまった金額を前倒しで返済することです。繰り上げ返済は元金部分の
返済なので、その分利息の軽減につながります。
繰り上げ返済には、返済期間が変わらない、毎月の返済額を減らす返済額軽減型の返済と、
月々の返済額を変えずに、返済期間を短縮する期間短縮型の返済があります。
資金に余裕のあるときに繰り上げ返済をしておくことは、後の返済を楽にする効果が大きく、
住宅ローン以外の支出が多くなる時に備えることもできます。
ライフプランに合わせて、繰り上げ返済やその方法を選択しましょう。
返済できる金額や、手数料など、住宅ローンによって繰り上げ返済の条件もさまざまです。
それらの確認も重要です。
住宅ローン見直しの相談
現在、返済している住宅ローンは、あなたにとって最適なローンかもしれません。
しかし、金利の動向、家計や家族の状況の変化によって、常に最適であるとは言えません。
よりきめ細かい状況に合わせた住宅ローン見直しに、住宅ローン相談がご利用になれます。
数多くのファイナンシャルプランナー(FP)の豊富な経験をお役立てください。